Lightusとは?

東京農工大学宇宙工学研究部Lightusは,「机上だけでは学べない宇宙工学を実践的に学び身に付けること」を目的として宇宙工学に関連する活動を行う,東京農工大学工学部機械システム工学科公認のものづくりサークルです。

2022年現在,東京農工大学工学部の学部1~3年生を中心として,約30人のメンバーがハイブリッドロケットやCanSatの製作をメインに活動しています。

Lightusには,活動内容に応じた複数のプロジェクトが存在します.各部員は,自分の興味に応じて参加するプロジェクトを自由に選択することができます.

主な活動内容

ハイブリッドロケット

固体―液体ハイブリッド燃料エンジンを搭載したロケットを製作します。8月の能代宇宙イベントや3月及び11月の伊豆大島共同打上実験で打上を行っています。

CanSat

飲料缶サイズの模擬小型衛星「カンサット」を製作します。気球やドローン,ロケットを用いて上空から投下し,陸着までまたは陸着後に様々なミッションを行います。8月の能代宇宙イベントCanSat競技にランバック部門やミッション部門で参加しています。

各プロジェクトでの活動内容

構造系

ハイブリッドロケットやCanSatの設計,製作を担当します.OpenRocketや3DCADなどを用いた機体の設計,旋盤などの工作機械を用いた部品の加工,組み立て,機体の運用を行います.
キーワード:OpenRocket,3DCAD,旋盤,3Dプリンタ

電装系

ハイブリッドロケット及びCanSatの電装系を担当します.機体に搭載する電子回路やそのソフトウェア,機体と無線通信するための地上局ソフトウェアの製作や取得した飛行データの解析を行います.
キーワード:回路,KiCAD,Arduino,Raspberry Pi,プログラミング,C++,Python

推進系

https://www.youtube.com/watch?v=BAWfBHy99UA

ハイブリットロケットモータに関連した活動を行います.GSE(地上支援設備)の運用,ロケットエンジンの運用,燃焼試験が主な仕事です.

シミュレーション系

ハイブリッドロケットの飛行シミュレーションを行います.天候やランチャ―角度など,様々な条件の下でロケットがどのように飛行するかをシミュレーションします.ロケットの安全な打上のためには欠かせない存在です.

団体概要

団体名東京農工大学宇宙工学研究部Lightus
所属東京農工大学工学部
設立2014年4月1日
所在地〒184-0012 東京都小金井市中町 2-24-16
所属人数約30人(2024年9月現在)

沿革

年月出来事
2014.4団体創設
2015.8第11回能代宇宙イベントに参加
モデルロケット1機の陸打ち
CanSat競技ミッション部門に参加
2016.3第10回伊豆大島共同打上実験に参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
2016.8第12回能代宇宙イベントに参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
CanSat競技ミッション部門参加,
タイプエス賞優勝
2017.3第12回伊豆大島共同打上実験に参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
2017.8第13回能代宇宙イベントに参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
CanSat競技ミッション部門参加,
タイプエス賞準優勝
2018.3第14回伊豆大島共同打上実験に参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
2018.8第14回能代宇宙イベントに参加
CanSat競技ミッション部門に参加
2019.3第16回伊豆大島共同打上実験に参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
2019.8第15回能代宇宙イベントに参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
CanSat競技ミッション部門に参加,
2022.3第20回伊豆大島共同打上実験に参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
2022.8第18回能代宇宙イベントに参加
CanSat競技ランバック部門に参加
2022.11第21回伊豆大島共同実験に参加
2023.8第19回能代宇宙イベントに参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
2024.32023年度春加太共同打上実験に参加
CanSatを搭載した
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
2024.8第20回能代宇宙イベントに参加
ハイブリッドロケット1機の陸打ち
CanSat競技ランバック部門に参加
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