こんにちは!東京農工大学宇宙工学研究部Lightusです。
2024年度後期の活動についてお知らせします。

目次

  1. 全体概要
  2. 推進系
  3. 構造系
  4. 電装系
  5. 今後の予定

1.全体概要

 2024年度後期は、第20回能代宇宙イベントでの結果を受けてロケット班・CanSat班それぞれが反省点を活かし、第18回加太共同実験に向けて制作に取り組みました.昨年度に引き続きロケットにCanSatを搭載し、上空で放出・データ取得,及び回収を行う両班合同プロジェクトとして協力しながら制作を進め、同実験でのロケット打ち上げ、及びCanSatの放出・回収に成功しました。制作のマネジメント、技術力、チームワークといった多くの点で、部員一同大きく成長できた半年間となりました。

2.推進系

 2024年前期に参加した能代宇宙イベントでの反省点を踏まえ、GSEの改良を行いました。打上当日は、改良したGSEを使用し、以前よりも早く打上準備を終わらせることができました。また、自作エンジン班の活動が本格的にスタートしました。2月に2回、自作エンジンを使用した燃焼試験を行い、無事に燃焼に成功しました。
 次回からの打上は、ロケットに自作エンジンを搭載できるよう、製作を進めていきます。

3.構造系

 後期は14機体目となる「花暁」の製作を行いました。花暁では減速装置放出用の横解放機構に加え、新たに縦開放機構を搭載しており、そこからペイロードの放出を行いました。また、ボディーチューブの加工や塗装仕上げを精密に丁寧に行い、機体デザインから内部構造までこだわりを持って製作しました。
 打上では点火と同時に開放が作動するというトラブルがあり、頂点での開放には至りませんでしたが、開放機構の作動と放出を実証することができました。
 次期では新入生とともに機体を製作しながら、経験と技術を伝えていきます。

4.電装系

 第20回能代宇宙イベントの反省を生かし、冗長系を有する。電装系の信頼性向上を目標に製作を行ってきました。新技術として、以下のようなことを取り入れました。

  • 表面実装の大幅な導入による電装部の小型・軽量化
  • 使用電池を刷新、外部給電の導入による稼働時間の延長
  • 取得データを1kHzで取得し、より詳細な実験結果取得
  • 基板間通信にCAN通信を用い、信頼性向上
  • 無線機の変更による低コスト化

 多くの新技術を導入した13号機”花暁”は、トラブルによりデータ取得は叶わなかったものの、新技術の実証をすることができました。
 今回の反省を生かし、今後、より高高度の打上に向けて、電装部の信頼性向上に努めてまいります。

5.今後の予定

 現在、開発中であるJ型エンジンの燃焼試験を実施し、第21回能代宇宙イベントに搭載できるように開発を進めてまいります。また、新入生の教育を主とし、新入生による機体製作および当日運用を目指し活動を行ってまいります。

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